アスベスト調査

 本山建設には、石綿(アスベスト)を除去・囲い込み・封じ込めの作業計画をたて、作業員を指示する資格である建築物石綿含有建材調査者(特定1名一般1名)アスベスト診断士((一社)日本アスベスト調査診断協会に登録された者)の資格を持つ社員が、お客様が所有されておられる、建物の安全を確認いたします。

アスベスト(石綿)とは?

 溶岩が冷えて語るときに岩石の割れ目などに細長い繊維状に結晶化した天然鉱物で主成分はケイ酸マグネシウム塩になります。石綿の繊維1本は直径0.02-0.35 μm(髪の毛の5,000分の1)程度と非常に細かい物です。

 

 耐久性、耐熱性、耐薬品性、電気絶縁性などの特性に非常に優れ安価であるため、「奇跡の鉱物」として重宝されましたが、上記の様に健康被害が問題視され現在では使用・製造はされなくなりました。

我が家は大丈夫?

 あわてて除去するのは待ってくださいです。一般の木造では、吹きつけ石綿はほとんど使われていません。屋根や壁、天井、断熱材などでは、アスベスト(石綿石綿)をセメントで板状に固めた成型板などが使われている可能性はあります。吹きつけとは違い、こうした建材は石綿をセメントや樹脂などで固めているため、石綿の繊維はほとんど飛散しません。日常生活などでは吸い込む可能性はまずなく、除去の必要はないと考えます。

 ただ、古くなってひび割れたり、表面がはがれたりしている場合や、解体作業時には飛散するおそれがあります。その場合は樹脂で固めたり、飛散防止措置をとったりする必要があります。

アスベスト診断士とは?

 石綿に関する広範な基礎知識を有し、既存建築物等に使用されている石綿の調査や安全な取り扱いに関して適切なアドバイスを行う事を主な役割としており、一般社団法人JATI協会におけるアスベスト診断士資格認定者の事を指します。具体的には下記の要項になります。

 

  1. 建築物又は工作物について、アスベスト(石綿)の使用の有無を調査できる者
    check書面(設計図書、施工図面等)による一次調査
    check現場における二次調査
    check信頼性の高い分析機関の選択、委託と最終判断
  2. アスベストが使用されていることが判明した場合に、これに対する処置方法等のアドバイスができる者
  3. 厚生労働省所管の石綿障害予防規則で規定している特別の教育を行うために必要な知識を有する者

 

 弊社では県内初のアスベスト診断士であり。代表取締役の本山幸嘉が、(一社)日本アスベスト調査診断協会の代表理事を務めています。

 

 皆様の安全の為、アスベスト使用の有無・解体前の事前調査を実施致しております。